新築時のセルロースファイバー断熱施工

暦の上では8月が終われば秋 … のはずですが、近年は気温の上昇と共に残暑が続く期間も長くなっているため、30℃を超える夏日がある月は何と4月から始まり10月上旬くらいまで続くほどです。とすると1年の半分程度は、暑さを感じる気温の日があるということでしょうか💦

何だか日本らしい四季の変化が崩れ、春や秋が短くなってしまっているような気がします。

 

さて先日、建築中の社員宅にて断熱材施工を行いました。8月の晴れた日だったですが、この時期の屋根の温度はなんと70℃~80℃になるほどです。直射日光の熱をしっかり遮断するため、屋根にも断熱を施工しました!

 

―セルロースファイバー断熱材の特徴

セルロースファイバーは断熱性能だけでなく、調湿性能、防音性能、防火性能、防虫性能を併せ持っています。高温多湿で寒暖差がある日本の暮らしにおいて、室内の温度と湿度をコントロールすることは心地よさに大きく影響します。

屋根断熱の施工では、通気層をとることで余計な湿気が通気層から排出され、結露を防止します。そして室内側の湿気はセルロースファイバー断熱材が調湿してくれるため、暑さ寒さの軽減だけでなく梅雨時期のジトジト感や夏のムシムシ感、冬のカラカラ感も緩和されます。

また防音性能により、雨の音や屋外の音を軽減します。

 

 

―隙間をつくらない断熱工法! 屋根・壁への断熱施工

今回は1現場に2班が入り、ベテランの小松と山本が断熱材を吹き込み、梶岡や他スタッフでシートを張っていく作業を担当。非常に手際よく、スピーディーに現場が進んでいきました。もともと梶岡は工場勤務でしたが、もっとモノづくりをしたい!現場で考えながらチームで施工したいとそんな想いで転職してきました。 山本リーダー曰く、梶岡は非常にもの覚えと気遣いができ、断熱チームにおいて必要不可欠な存在になってきたとのことです。

このように、断熱材の効果を最大限に発揮するには施工品質が重要です。

 

 

断熱材などの性能は後からやり直すことのできない部分。この先の環境の変化も踏まえ、夏の暑さや冬の寒さなどを我慢しないで快適を保つ、家族の健康のための投資として、新築の時にしっかり対策しておくことをおすすめします。

当社は断熱だけでなく気密測定・対策まで対応しております。ぜひご相談ください。