熱中症にご注意!
梅雨明けしましたが、とにかく毎日蒸し暑い!
これでは熱中症も心配です。
そこで当社では、現場に打ち合わせにいらした方や、作業に立ち会って頂いた方に、
「熱中症対策・塩キャンディ」をプレゼントしています。
熱中症は、気温の上昇が主な原因とされていますが、実は「湿度」も大きく
影響します。次のグラフは、暑さ指数(WBGT値)を示したものです。
縦軸の「気温」と横軸の「湿度」が交差するマスにご注目ください。
たとえば、気温が37℃で湿度が45%の交差するマスをみると、WBGT値(暑さ指数)
は「31℃」で、「危険」の枠に達しています。
一方、気温が28℃とやや低めでも、湿度が75%だと、WBGT値は「28℃」で、
「厳重警戒」のレベルに相当します。つまり、たとえ気温が30℃以下でも、湿度に
よっては危険な状態になり得るということです。
それは一体、なぜなのでしょうか?
人間は汗をかいた後、その汗が蒸発すると「気化熱」として体内の熱が奪われ、
体温が下がります。つまり、汗をかいたとしても、それが蒸発しなければ体温は
下がらないのです。
湿度が高いと、皮膚が湿った状態のままなので、汗が蒸発しません。
そのため、気化熱が生じることも無く、体温も下がらないのです。
その状態は、言ってみれば24時間湯船に浸かっているのと同じ!
体の中に熱がこもって、「ゆでダコ」のようになってしまいます。
ですから、気温が低いからといって油断せず、湿度にも気を配るようにしましょう。
特に最近は、屋外だけでなく室内で熱中症になる例も増えているので
注意が肝心です。
断熱材にセルロースファイバーを使った家は、温度も湿度もコントロールできるので、
蒸し暑い夏でも安心・快適に過ごせます(^^)/