構造時・完成時の2回の気密測定をおススメします!

静岡の(有)野沢工務店さんの現場をお借りして、完成時の気密測定を行いました。

構造時の気密測定C値0.4、完成時の気密測定C値0.7という結果でした。

野沢工務店さんは、毎棟コンスタントにC値0.5前後というとても素晴らしい工務店です。(国の研究機関の結果で言うと、C値0.9程度あれば、不快な隙間風のような気流感はほとんど感じないとされています)

“C値”の説明はこちらから

 

2回の気密測定 目的が違います!

① 構造時の気密測定

断熱・気密工事が完了したタイミングで実施し

・直すべき箇所がある場合はその場所の特定

・計画通りの性能が出ているかの確認

を目的としています。この段階であれば、必要に応じて補修が可能です。

 

 

② 完成時の気密測定

お施主様が住まわれるのと同じ状態で気密性がどれくらいなのか測定します。

完成見学会を開催する場合は、こちらの気密測定のC値を公開するのが良いと思います。

気密測定 静岡・浜松

 

完成引き渡しまでに、多種多様な職人さんが現場に入り、様々な設備が取り付けられていきます。だからこそ2回の測定を行うことで、性能をしっかり確認できて、お施主様への信頼感・訴求感も高まります。

 

また、2025年4月より、すべての新築住宅で断熱等級4(及び1次エネルギー消費量等級4)への適合が義務化されました。2022年まで最高等級であった断熱等級4が、実質的な最低基準となり、断熱等級5~7が新設され、さらに高い断熱性能が求められます。

ただここで注意しないといけないのが、「断熱」と「気密」性能は一対でなければ効果が出ないという事です‼

気密性能を伴わない断熱性能は意味がありませんのでご注意ください。

気密測定 静岡・浜松

今回、お借りした現場は有限会社野沢工務店さんです。有難うございました!

有限会社野沢工務店

〒420-0881
静岡県静岡市葵区北安東5-41-2
Tel. 054-247-9006
https://nozawa-k.com/