6月1日より義務化『職場の熱中症対策』
5月も後半、毎日暑いですね☀高気圧に覆われ、既に34℃を上回った地点もあるそうです。
熱中症で搬送される人は、例年暑さが厳しくなる7月以降急増しますが、暑さに慣れていない5月と6月も十分な注意が必要です。
厚生労働省の統計では、昨年全国の職場で熱中症になった人は過去10年間で最も多い1195人にのぼり、その中でも、熱中症の死亡事故のほとんどに初期症状の放置と対応の遅れが影響していることから、現場における適切な対策が求められています。
こうした背景から、6月1日より「暑さ指数」が28以上または気温が31度以上の環境で、連続1時間以上、または1日4時間以上の実施が見込まれる作業を対象として
環境省HPより
熱中症のおそれがある労働者を早期に見つけ、その状況に応じて迅速かつ適切に対応するための「体制整備」、「手順作成」、「関係者への周知」が事業者に義務付けられることになりました。具合が悪い人が出た場合には、一人にしないで介抱しながら医療機関への搬送した方がいいかなど判断・対応できるよう、あらかじめ職場で決めておくこととなります。
なお違反した場合は、労働安全衛生法22条違反として罰則「6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金」が発生します。
暑さ指数(WBGT)の実況と予測 環境省HPでその時間の暑さ指数を確認することができます。
https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_data.php
また、4月23日(水)から10月22日(水)は暑さ指数(WBGT)予測値等 電子情報提供サービスも実施。
企業としては、まずなるべく熱中症が起こらないような環境作り(温度の定期的な測定や、暑さ指標の把握)。そしてスタッフ休憩の見直し、熱中症対策品(塩分タブレットや氷嚢、経口補水液)の常備、スポットクーラー、扇風機、エアコンなど空調の増設や整備も必要になってきます。
エアコンをつけていても効きが悪い、気温が高いなどの場合には、節電ガラスコートを施工することで遮熱・断熱・紫外線カットができ、室内環境が変わります。その効果は15年と長く続きますので、対策のひとつとして是非ご検討ください。
節電ガラスコートの詳しい説明はhttps://ground-works.biz/lp/e-glass/