新サービス【VOC測定】をご紹介します

みなさまの中にご存じの方も沢山いらっしゃるかと思いますが、

VOC測定とは、「シックハウス症候群」「化学物質過敏症」の原因のひとつとされているVOC(揮発性有機化合物)の数値を測定するものです。

 

測定対象の化学物質は、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、パラジクロロベンゼン、アセトアルデヒドなどで、建材や接着剤や塗料といった新築やリフォームする際に使用するもの、家具やカーテンなど生活用品、洗浄剤、家電など暮らしの中にあるものからも発生します。また、床下で使われるようなシロアリ駆除剤にもクロルピリホリス、フェノブカルブなどの化学物質が含まれています。

では、何故その化学物質が室内にとどまってしまうのかというと・・・

1.建材、家具、日用品などから様々な化学物質から発散され続けている

2.住宅の気密性が高くなった

3.ライフスタイルが変化して換気が不足しがち・・・

以上のような原因が考えられます。

 

実は、VOC測定が義務付けられている建物もあり、幼稚園、小・中・高校、大学などの学校全般の建物は年に1回。多数の市民が利用する自治体の施設は新築完成の時に測定が義務付けられています。

VOCが原因で起こる、「シックハウス症候群」や「化学物質過敏症」はそれだけやっかいな存在なのです。化学物質過敏症になると、体が化学物質に反応して体に様々な症状が出て体調が悪くなるのですが、診断や治療はとても難しいと言われています。

では、どうしたらいいのか?

できるだけ、かからないようにするしかないのです。

そのために有効なのが、窓を開ける換気の習慣や、VOC測定だと言えます。

 

 

新築住宅完成直後のVOC測定をすることで「高気密住宅の健全証明」にもつながり、お施主様に安心してお引き渡しができます。そして、「シックハウス症候群対策に、ここまで本気の会社である」という信頼にもつながります。

 

お引渡し前にVOC測定をしておけば、万が一、将来お施主様がシックハウス症候群にかかってしまったときも、原因としてまず建物は除外して考えることができます。

※第三者の分析機関より、報告書を提出させていただきます。

※同日というわけにはいきませんが、VOC測定と同じタイミングで、完成時の気密測定も可能です。

また、化学物質を使った農薬系殺虫剤を防蟻処理に使用しているという住宅会社様には、自然素材で半永久的に効果が持続する「ホウ酸」による木材防腐防蟻処理をオススメしています!

 

ご不明な点、ご質問等がございましたら、担当・髙田までお問い合わせください。