ARRCH様モデルハウスにて換気量計測を行いました

皆様のもとへお届けした【山ちゃん通心5月号】でもご紹介させていただきましたが、高気密高断熱の住宅が一般的になってきました。

換気の重要性も認知され「熱交換換気」や「ダクト式集中換気」を導入する建物が増えているように実感しています。

上記の換気機器のメリットとして換気量を調節できることがあります。

換気量が多すぎると「熱をロス」し、少なすぎると「人と建物に悪影響」が出ます。

換気量を実測し、ちょうど良いバランスにチューニングし、お施主様にお引き渡す。そのような活用いただきたく始動した新サービスです。

完成時の気密測定と一緒にご利用いただくことをおススメします。

 

 

ARRCH(アーチ)様モデルハウスにて換気量計測を行いました。

 

ARRCH(アーチ)様入野モデルハウスは気密(C値) 0.5/断熱等級6の高気密高断熱住宅です。

給気口から新鮮な空気を自然に取り入れ、排気は機械で制御する第3種ダクト式集中換気システムを採用されています。

換気量計測サービス)

・事前に換気システムの仕様や給排気口の位置を確認

⇒ルフロ:換気回数 0.5回/h以上

・家族構成や普段の住まい方を確認

⇒現状、モデルハウス。普段は人がいない。

・計測は約90分程度です。

⇒その日の天候状況や風向きによって誤差がでてくるので事前に説明。

今回、こちらのモデルハウスが設計通りの計画換気ができているかの計測でご協力いただきました。換気口がついている1F(シューズクローク、トイレ、収納)、2F(リビング、トイレ、クローゼット)各場所を計測していきました。ほぼ各所、設計値±1程度がでていました。ただ1箇所、ダクトが分岐、もしくは遠い2Fリビングだけは給気が落ちていました。

 

計測以外にチェックした項目)

・天井裏のダクトの状況

・給気口のメンテナンス説明

・換気システムの作動状況

 

 

まとめ)

換気量計測サービスは機械がうまく作動しているか?ご家族の暮らし方にあった設定(回転数)ができているか?そのためのメンテナンスができているかなど、「快適」な暮らし方の提案ができることが大きなメリットです。高性能住宅を提供する工務店さんが「快適性」を数値化してお客様に提案する良い材料だと思っています。