液状化被害の特徴
令和6年の能登半島地震においては、大規模な液状化と側方流動が発生し、多くの住宅に傾き沈下などの被害が生じました。

液状化が起きる仕組み
液状化は、地下水位が浅い砂地盤で起こりやすい現象です。
地下水の高い砂層が地震の強い揺れによって繰り返し揺さぶられると、地盤内の水の圧力が急に高まって、砂と水が支え合う力(地盤の強さ)が一気に低下します。

これにより地盤が液体のような状態になることを『液状化』と言います。
液状化により地盤は支持力を失い、わずかな地盤勾配や河川・海などへ向かって移動しやすくなります。これが側方流動です。特に能登では、埋立地や海岸砂州・後背湿地があり、さらに低地で地下水位が高い地域に被害が集中しました。
静岡県西部では
旧150号線(微高地)から北側に緩く傾斜している地域が同土地条件区分となります。旧150号線は旧海岸線で旧砂丘のため良好地盤も多い地域ですが、水位が高い場合は液状化危険が高くなります。
ただし地盤の強度、水位、地震のゆれ方に大きく左右されるため、静岡県の堤間低地が同じように側方流動するとは言えませんが、南海トラフ地震に備えるためにも、まずは地盤を知ることが建物を守る第一歩です。

液状化メカニズムをくわしく解説

