高気密高断熱住宅のエアコン『カビ汚れに注意』
高気密高断熱住宅は、気密性が高いため少ないエアコンで家中の室温を快適に保つことができます。
しかしながら、建物当たりのエアコン設置台数が少なくて済むということは、その少ないエアコンに負荷が集中…稼働時間が長くなるという事でもありますので、当然ホコリやゴミもたまりやすくなります。
また、夏場のエアコンで一番注意したいのがエアコン内のカビです。
高気密高断熱住宅は自動換気システムが稼働しているため、普段の生活の中で窓を開けて空気を入れ替える必要はありません。
けれどエアコンを稼働した後は、エアコン内で発生した結露水を乾かさないとカビが発生します。エアコンカビはアレルギーの原因ともなるため要注意!エアコン内を乾かすためには、窓を開けて室内を換気することがとても効果的です。
例えば朝晩、窓を開けた換気をするだけでも室内の湿度が下がるため、カビや汚れは全然違います。結露カビは、住む人の健康や住環境、室内の空気にも大きく影響しますので、
・エアコンを消す前は送風運転、もしくは内部クリーン(結露でぬれた機械を乾燥する機能)を行う。
・窓を開ける換気
・定期的な清掃 をおすすめします。
~エアコンお掃除のメリット~
・ホコリや汚れの除去 ・冷暖房効率UP ・空気がきれいに ・におい解消
エアコン本体にホコリやゴミがたまっていると、ドレンホースに水と一緒に流れて詰まりの原因にもなります。こういった状態でエアコンを稼働し続けると、排出されるはずだった水がエアコンから漏れてくる事態にもなりかねません。ドレンホースの詰まりはドレンホースクリーナーで対応しています。
頻繁に稼働するエアコンは、その分結露が発生しやすい状態でカビリスクも高いため、定期的な清掃が欠かせません。
機械換気だから窓を開ける必要はないと思っている方も、夏場はエアコンカビ対策のために窓開け換気を行ってください。